中国語教育学会 The Japan Association of Chinese Language Education
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推薦図書リスト

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推薦図書(一覧表示)

外国語学習に成功する人、しない人―第二言語習得論への招待

更新日 : 2016年10月12日

中日辞典 第3版

更新日 : 2016年10月12日

白水社中国語辞典

更新日 : 2016年10月12日

中国語わかる文法

更新日 : 2016年10月6日

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推薦図書(ランダム表示)

实用现代汉语语法(增订本)

中国語基本語ノート 補編

誤用から学ぶ中国語―基礎から応用まで

日本人の中国語―誤用例54例

现代汉语词典(第7版)

语言文字规范手册(第4版)

外国語学習に成功する人、しない人―第二言語習得論への招待

新版中国語入門Q&A101

固定ページ

  • 『中国語教育』 The Journal of the Japan Association of Chinese Language Education
    • 中国語教育創刊号
      • 从“看”与“看看”探讨动词重叠的用法
      • 公共外语的汉语教学法分析
      • 有关“一次”和“一趟”动量补语
      • 中国語初級学習者は何に困難を感じるか ―大学における中国語受講者へのアンケートの結果分析とその対策
      • 文法事項の体系的理解を目指した中国語教授法について
    • 中国語教育第10号
      • 关于普通话ou、uo的发音
      • 再谈重读
      • 浅析“得”字补语的使用条件
      • 试析日本汉语检定考试3级笔试试题
      • 21世紀型スキルの養成と中国語教育 ――「つながる」をキーワードに――
      • どう教えるのが効果的か ――日本人中国語学習者を対象とした実証研究――
      • 中国語の呼びかけ語の語用論的機能について ――出会いのあいさつを中心に――
      • 中国語母語話者に日本語の発音を教える場合 ──破裂音と母音を中心にして──
      • 中国語発音教育の問題点 ――音声研究成果の教育への応用
      • 中間言語の発達過程における“*我学习汉语在大学”“*我们去七点吧”
      • 声調教育はe-learningでどう変わるか
      • 小学校段階における中国語教育の実践 ――低学年(1,2年)の授業を中心に――
      • 朝鮮語発音教育の問題点
      • 補語成分“开”の意味ネットワークについて
    • 中国語教育第11号
      • 试析日本汉语检定考试3级语音测试
      • コミュニケーション力と協働力の育成をめざして ――高校中国語教育での実践報告――
      • 中国人留学生と日本人学生による協働学習 ――中国語文献のピア・リーディングを通して――
      • 中国語教本『官話急就篇』と『急就篇』の比較 ――「問答」の語彙変化――
    • 中国語教育第12号
      • 1周2节课的2外汉语教学模式探讨 ――以广岛修道大学为例――
      • 关于“了”的习得情况调查和教学策略
      • 日本2外汉语课程第三声的教学问题 ――以岛根大学的初修汉语教学为例――
      • 日本学生“因为……,所以……”的使用情况及教学策略
      • 日本汉语学习者语篇表达中逻辑连词使用状况研究 ――基于“HSK动态作文语料库”的分析――
      • 试析日本汉语检定考试3级试题选项的编制
      • iPadを活用した学生によるビデオ作成
      • タスクを取り入れた中国語授業の試み
      • デジタルで授業を豊かに! ――繰り返し練習: TTSと中国語音声入力、音が出てゲームもできる単語カードQuizlet――
      • プロトコル・データからみた学習者の文法体系 ――教育文法への示唆――
      • レアリア:Webやアプリからみる中国、中国語
    • 中国語教育第13号
      • 关于“肯”的语义语用特点及与“愿意”的区别
      • 对日本大学生汉语发音中“声调难”问题的探索 ――以初修汉语的教学对象为例――
      • 汉语双音节声调组合基频曲线的比较分析
      • 空缺式“得”字补语简析
      • 试析日本汉语检定考试3级的稳定性
      • 通过语言表演提高日本学生的汉语口语能力 ――以爱知县立大学中国语II会话课为例――
      • V1+N+V2の下位分類 ――修飾構造・動賓構造と連動構造の境界――
      • これからの中国語教材
      • 唐通事の学んだ言語とその教科書 ――『訳詞長短話』と『東京異詞相集解』――
      • 文法範疇設定の教育的妥当性 ――教育文法における前置詞“在”からの検討――
      • 日本人大学生中国語学習者のスピーキングの特徴 ――中国語母語話者との比較から――
      • 日本語母語話者による中国語子音の知覚と産出 ――有気・無気子音を中心に――
      • 琉球の留学生たちと琉球官話課本
      • 異文化間コミュニケーション能力養成を目指す ――留学生と学ぶ中国語会話授業の実践――
    • 中国語教育第14号
      • “3×3+3”模式的汉语教学 ――综合学习活动的尝试――
      • 基于认知心理学的动宾搭配教学应用研究 ――以日本汉语学习者为例――
      • 概数词“多”的教学现状调查和教学策略 ――以日本的汉语教学为例――
      • 針對日本社會人士台灣閩南語課程的規劃與實踐
      • オープンエデュケーション時代に教室活動ですべきこと ――モティベーションを高める留学生交流会――
      • 二音節副詞+“是”に関する一考察
      • 意志表現としての“想”と“愿意”
      • 日本の大学生の中国語学習動機づけ――全国6言語アンケート調査に基づく量的分析――
      • 日本語から見た中国語の文法とコミュニケーション
      • 日本語母語話者による中国語単母音の知覚と産出
    • 中国語教育第15号
      • 「PPP」から「PNPP」へ
      • 「同類」を表す“也”と「も」――日本語母語話者が産出した誤用例の分析を通して――
      • 初期段階での読解教育の必要性と可能性
      • 变革:从语言教学到综合能力培养―「原語特殊講義(中国事情)」教学报告―
      • 日本と中国の遠隔交流が創出する質的価値の探究
      • 日本の大学における中国語専攻学習者の資格試験に対する動機づけ
      • 日本人的汉语学习观念研究―基于在华与在日汉语学习者的问卷调查及访谈―
      • 日本語母語話者による中国語声調の知覚と産出
      • 汉语高考的内容效度分析―以2010-2016年的试卷为对象―
      • 浅谈“了2”
      • 読解力養成への試み―現代白話書面語(論説体)への取り組みを中心に―
    • 中国語教育第16号
      • 「教科書通り」にいかないこと
      • 中国語教育におけるCLIL 活用の可能性―“ 中国留守儿童”を題材に―
      • 中日両言語の比較構文について―誤用例“ * 我比米饭喜欢拉面”を手掛かりに―
      • 关于当前汉语二语教学论学科的认识论障碍
      • 典型动宾搭配的接受性习得与产出性习得的对比分析―以日本中级汉语学习者为对象―
      • 动量词“趟”的语义特征分析与教学
      • 基于日语母语者偏误分析的在日汉语语法教学
      • 大学中国語教育における絵本読み聞かせ活動の試み
      • 对现代汉语“疑问代词+都/也”结构中的疑问代词的考察
      • 要点式学校文法の再検討
      • 谈谈如何设计一门专门培养发音能力的汉语课―以岛根大学的汉语语音课为例―
    • 中国語教育第17号
      • 关于“能动学习”效果的实践研究 —-以汉语初级班的教学活动为例—-
      • 基于大学生中文能力差异的小组合作学习策略与实践
      • 日本初级汉语教材中的典型动宾搭配考察 –从在日汉语教学视角出发–
      • 日本語を母語とする中国語学習者の L2読解における付随的語彙学習 ――10名の学習者のケーススタディ――
      • 早稲田大学の外国語教育 ――チュートリアル中国語・Tutorial English――
      • 框式介词“从……起/开始”中的隐现规律试探
    • 中国語教育第18号
      • 中国語会話テスト評価の実践研究 ――ルーブリックによる試み――   
      • 中国語教員が知っておくべき中国語文法知識とは 
      • 外国人住民が日本社会に求めるもの ――中国にルーツを持つ子どもたちへの中国語教育―
      • 日本人中国語学習者によるポーズと重音のプロソディ理解
      • 結束性の観点から見た中国語中上級学習者の誤用 ――接続指標に着目して―― 
    • 中国語教育第2号
      • “构造化输入”在日本汉语初级阶段教学中的应用 ―从否定副词“不”和“没”的习得到教学活动设计
      • 该用“停”还是“停止”
      • ソフトアプローチの中国語教育法 ―歌や映画・ドラマなどを素材として
      • 中国語初級学習者の可能表現の習得に関する縦断研究と誤用分析
      • 公立学校における中国渡日児童生徒の母語保持のための中国語教育
      • 日中両国人教師による同時指導の試み ―中国語表現法について―
      • 日本語話者の中国語発音傾向に関する調査 ―子音と母音の関連性から
      • 時間副詞“刚”の意味と機能
      • 発話の対象を引き出す介詞(前置詞)について
    • 中国語教育第3号
      • “在+L+V”和“V+在+L”两种句式所表示的存在语义*
      • 汉语母语者的语音听辨范畴对对日汉语语音教学的启示
      • 中国帰国生徒の表現の意味理解
      • 中国語の語順教授に関する一考察
      • 中国語初級学習者に対する発音教育の試み
      • 中国語教育における生素材の活用
      • 初級中国語学習者の認知的学習ストラテジー ―「不」と「没(有)」の習得をめぐって―
      • 断り表現の意味公式構造における日中対照研究
      • 日本人学習者の中国語聴解過程をたどる試み
      • 機械支援教育の一考察 ―中国語eテキスト開発を中心に―
    • 中国語教育第4号
      • “玩个痛快”“忙得个不亦乐乎”类补语考察
      • 中国戏剧中的道歉语方略
      • 類動詞“停”和“停止”的教學語法初探 ― 以日本學生為例
      • HSK<語法結構>についての一考察
      • インタビュー教材を利用したヒアリング練習
      • 中国語中級学習者の講読授業における中日翻訳の誤答について
      • 主語・賓語間の領属関係と照応形式
      • 初級段階で扱う「方向補語」について
    • 中国語教育第5号
      • “了”を伴う挨拶表現の語用論的研究
      • 试论副词“可”的语义·语用功能
      • コミュニケーション能力の育成を目指した中国語教育:その理論及び実践例
      • 動詞における前置詞選択の契機 ―“对”と“把”を中心に―
      • 数量表現の誤用に関する一考察 ―誤用調査及び誤用防止へ向けた一提案―
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    • 中国語教育第6号
      • “一边A一边B”と“V1着(O)V2”についての一考察
      • 日本的大学二外汉语课程的教学模式探讨
      • コミュニケーション能力の育成を目指した授業づくり ―中国語授業における「場面付き学習」の試み―
      • 中国語の語気助詞“呢(NE)”の本質的な意味
      • 中国語辞書の語彙収録範囲を考える ―中国「普通話」辞典を越えて―
      • 二重目的語構文の周縁的拡張についての一考察 ―日本人学習者への教授法を念頭において―
      • 初級レベルにおける疑問詞連鎖構文の導入について
      • 感謝に対する応答の表現を初級でどう教えるか
      • 辞書における動詞項目にいかなる前置詞情報を盛り込むべきか
    • 中国語教育第7号
      • “要不是”和“要是不”
      • 浅析“怎么”和“为什么”询问原因时的用法差异
      • 中国語グループオーラルテストにおけるテスト得点と発話データの分析
      • 中国語教育に適した新たな「 中国語音節表」 の提案
      • 存現文教学に関する一考察
      • 感謝に対する応答の社会言語学的考察 ― 「道を尋ねる」場面を中心に―
      • 文末助詞“了”の用法と解釈
      • 文法項目導入時におけるまんが利用の効果
      • 日本人中国語学習者による「補語」の習得に関する横断的研究
      • 言語研究と 言語教育研究の 接点 ―現象学的ア プ ロ ー チ に 基づ い て ―
    • 中国語教育第8号
      • “ 了 1 ”と“ 了 2 ”の相違点とその認知的解釈
      • “了”の導入 ――教科書における提示法の検討――
      • “了”をいかに教えるか
      • “当然了”の語用論的研究
      • “了”的病句倾向 ――日本学习者常见的错误――
      • 一个“了”的教学方案
      • 关于“t+再+VP”中“再”的语义、语用分析
      • 形容词重叠式 ABB 是形容词吗?
      • 试论“除非”句的语篇功能
      • 世界の外国語教育スタンダードとこれからの中国語教育
      • 入門クラスにおける文ストレス指導の試み
      • 日本人中国語学習者による「補語」表現の習得研究
      • 非専攻中国語教育からみた“ 把 ”構文教学の現状と課題 ――“ 把 ”構文の何が難しいのか――
    • 中国語教育第9号
      • ‘持続’ ‘継続’及び‘持続期間’ ‘継続期間’に関する日中比較
      • “在V”と“V着” ――事態をいかに捉えるか――
      • “着”はどんな場合に使うか
      • “还”和“再”的比较研究
      • 汉语“着”的语法意义及其相关现象的认知类型学解释
      • アウトプットを重視した定着の試み
      • 中国語学習者の「ほめ」に対する応答における中間言語語用論研究
      • 可能の助動詞“会”の表現機能と「上手い」への派生について
      • 地の文と会話文における“(V)着”と“在(⋯V⋯)”について
      • 汉语“着”的语法意义及其相关现象的认知类型学解释
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      • 類義語をどのように教えるか ――弁別法の使用を中心に――
  • 404
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学会事務局(2020-2021年度)

〒464-8601愛知県名古屋市千種区不老町
名古屋大学大学院 人文学研究科
丸尾誠研究室内 中国語教育学会事務局

学会の連絡先
メールアドレスは複数ございます。用件に応じて適切なメールアドレスにお送りくださいますようお願いいたします。 →連絡先一覧へ
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【フランス語】好きな有名人のことを話して友達を作ろう! ――身近な話題から相手を知る、自分を知ってもらう――

 この授業で用いる場面状況は以下とする。
「あなたは留学生をサポートするボランティアグループに属しています。ボランティアグループは4人1グループとして活動しています。そこで、フランス語圏出身の留学生との交流会で自己紹介をすることになりました。自己紹介と共に自分の好きな芸能人、スポーツ選手について紹介する自己紹介シートを作成し、さらにその自己紹介シートを4人一組にして1枚のポスターにまとめます。発表は作成したポスターを元に口頭で行います。また、作成したポスターは留学生会館に掲示されます。」
上記の場面設定に必要な言語材料として、この授業では挨拶の仕方、自己紹介に必要な名前や年齢などの言い方、主語人称代名詞、第三者を紹介する表現、「私は〇〇のファンです。」といった定型表現を練習し、身につける。さらに、最初の授業という設定であることからフランス語の音声に十分なじむことから始める。
授業の最後ではフランス語圏出身の留学生に対してグループ(4人一組を予定)ごとに自分が好きな有名人の紹介を含む自己紹介を行う。発表は録画し、評価する。また、次の授業でフィードバックを行う。

【韓国語】「ハングル名刺」を作って韓国語で交換しよう

 この授業で用いる場面状況の設定は次のとおりである。

「あなたが参加することになった韓国語クラスの初回授業では、初対面のクラスメートとつながりを持つきっかけとして、自分の名前をハングルで書いた名刺を作り、基本的な挨拶の表現を交えた名刺交換を行うことになりました。」

 この授業では、まず、韓国語の文字「ハングル」で人名を書くための表記法を確認し、自分の名前を書き入れた名刺を作成する。次に、グループのメンバーと協力し、ハングルパズルを完成させながら名刺交換の際に必要な表現を学習する。全体で発音を練習した後、自分の名刺を持って教室を回り、初対面のクラスメートと名刺交換を行う。最後のまとめとして、スクリーンに名刺を映し、クラス全体に対して一人ずつ挨拶する。

【日本手話】日本手話を使ってカフェでの対話をしてみよう

 この授業では、声を使わず、目を合わせて手話を表出す言語の最も基本的なスキルを練習する。目を合わせること、必要に応じて手招きで相手の注意を引くことをまず身につけ、カフェで使用する決まった表現を自分で表出できるようにする。次に、カフェで注文する練習、およびカフェで客の注文内容を読み取り、注文の反復、金額を伝える練習をする。最後に、2人でペアになり日本手話で接客のやりとりをする。この様子をその場で評価する。

【スペイン語】ラテンの乗りで友達の服をほめよう ――スペイン語を使って、人が身につけているものをほめる――

 「友人の家のホームパーティーによばれて行ったところ、そこに何人かのスペイン語圏の人たちがいた」という設定のもとに、スペイン語圏の人々と知り合い、スペイン語圏の気軽に身につけるものをほめ合う文化を体験する。
 授業の初めの部分では、初対面の人とスペイン語で挨拶する練習を通して、スペイン語の音声とリズムの大まかな特徴をつかむ。
 つぎにペアで絵を使いながら身につけるものの名称をいくつか覚える。
 続けて全員で、日本語ならどのように友人の服をほめるか、ほめられたらどのように反応するかを出し合って、必要な表現を想像したあと、スペイン語で同様の表現を言う練習をする。この中で形容詞の語尾変化についても学ぶ。
 再びペアで写真を使って、いろいろなものをほめる練習をする。
 最後にくじで決まったペアと、あいさつから始めて実際に相手が身につけているものをほめ、反応するところまでを演じて評価の対象とする。

【ドイツ語】中国の街をドイツ語でお勧めしてみよう ――どこの街で、何ができるかを伝える――

 この授業で用いる場面状況の設定は次のとおりである。

 「あなたは、ドイツ語圏出身の同僚と知り合いになりました。その同僚は休暇中に中国 に行ってみたいと考えています。そこで、どの街に行ったら良いか、そこで何ができるかをアドヴァイスしましょう。」

 この授業では、まず、中国の主な観光地の名称をドイツ語で発音し、「~へ行って下さい」という表現を学ぶ。その次に、観光に必要な基本単語(博物館に行く、劇場に行く、旧市街を見る等)を使って、「〇〇では~ができます」の定型表現を学ぶ。さらに、「良い旅を!」という、旅行に行く人へ向けて言う定型表現を学ぶ。
 その後グループに分かれ、各チームでお勧めしたい都市、そこでできる活動を話し合い、グループでお勧めする都市と、そこでできることを絵に描き、ドイツ語で発表する。

(注:ここでは「中国」としているが、中国語を主に使う地域(台湾等)を行先に加えても良い。)

【ロシア語】ロシア語でロシア料理を注文しよう――モスクワのロシア料理レストランでロシア料理を堪能する――

 この授業で用いる場面状況の設定は次のとおりである。

 「大のサッカーファンであるあなたは、仲間と一緒に、”FIFA World Cup 2018 Russia”の決勝戦を観戦するためにモスクワを訪れることにしました。短い滞在期間ですが、せっかくなので食事はすべてロシア料理にすると決めました。ロシア料理のルールにのっとり、メニューを見ながら食べたい料理を店員さんに注文します。」

 この授業では、まず、ロシア語の音を聞くことに慣れ、ロシア語の音の特徴を実感する。次に、ロシア語の文字におおまかに慣れ、キリル文字の表と照らし合わせれば、メニューに書かれている料理名が想像できるようにする。ロシア料理が給仕される際の特徴を知り、ロシア料理のルールにのっとって、自分の食べたい料理を店員に注文するための練習・客の注文を取るための練習をする。
 最後に、ロシア料理レストランで料理を注文する・給仕する様子を演じる活動をする。この様子をビデオに撮って評価をする。

概要
  • ドイツ語、フランス語、韓国語、スペイン語、ロシア語、日本手話の6 言語のクラスを同時進行で開設します。
  • 使用言語は学習対象言語と日本語です。※日本手話クラスは対象言語のみを使用
  • 90分授業+30分の振り返りの計120分の所要時間です。
  • 同一時間帯に、早稲田大学チュートリアル中国語・英語の説明・見学会も開催します。
  • 独・仏・韓・西・露・日本手話の未修者(ゼロレベルの初級者)を対象に、授業(90分)を行い、成績評価を行います。
  • 事前申し込み先着順で受け付け、独・仏・韓・西・露の各クラスは20名を上限とし、日本手話のクラスは16名を上限とします。
  • 授業設計(評価の方法・基準も含む)は可視化して公表します。
  • 各受講者に対する評価の結果は、受講者の名前を伏せて公開します。
この企画の目的

1)学習者の立場から
・教師がふだん忘れがちな、学習者が抱きがちな情意(授業、教材、教師、周囲の学習者……への感情など)を再確認する。
・ある言語をまったくのゼロから始めるときに感じる不安、期待、楽しさを再確認する。
2)教師の立場から
・言語項目の導入から始めてコミュニカティブな目標に達するサイクルを、1コマ(90分)の授業で実現する方法もあることを示す。
・ある程度構造に関する知識を積み上げないとコミュニケーション活動に移れないという考え方に対し、反例を示す。
・ 自分が教える言語以外の言語では、言語固有の問題点としてどのようなものがあるのかを理解する。

「身近な言語」としてこれらの言語を選ぶ理由

日本国内で「外国語の教師」をしているものは団結して、日本の教育の中で日本語以外の言語を学ぶことの重要性を訴えていかなければなりません。「外国語教育」が軽んじられてしまえば、特に英語以外の外国語教育が軽んじられてしまえば、中国語教育の重要性を個別に訴えたところで、その効果には限界があります。このため、まず、日本国内の教育機関で教えられる機会の多い言語として、独・仏・韓・露・西の5言語を選びました。さらに、手話言語は、世界各地に存在する、それぞれが別個の言語体系をもった言語であり、日本手話もそのうちの1つです。日本手話は、誤解されることも多いのですが、実は、日本語とは異なる語彙・文法の体系をもった独自の言語であり、またろう者のコミュニティでは母語として使用される自然言語でもあります。つまり、日本手話は、日本国内の少数言語の1つであり、教育機関で教えられる機会はまだ少ないのですが、身近な言語として選ばれるべき言語と考えることができます。

講演者略歴

東京都出身。上智大学外国語学部英語学科卒業。浦和市立高校教諭を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)修士課程、博士課程修了、Ph.D.(応用言語学)。大東文化大学外国語学部英語学科助教授、コーネル大学現代語学科助教授、同アジア研究学科准教授(tenured)、 ピッツバーグ大学言語学科教授などを経て、現在ケースウエスタンリザーブ大学現代語・文学科教授(Eirik Borve Professor of Modern Languages)。 国立国語研究所客員教授、上智大学国際言語情報研究所客員研究員。専攻は、応用言語学、言語習得論。著書に、『外国語学習に成功する人、しない人』(岩波科学ライブラリー、2004)、『外国語学習の科学』(岩波新書、2008)、『しゃべる英文法(コスモピア、 2009)』『英語はもっと科学的に学習しよう』(中経出版、2013)『ことばの力学』(岩波新書、2013)などがある。